ICT研究活動概要

吉岡ゼミでは、ICT技術を用いて様々な分野の研究を行っております。
また、その基盤技術となるAI、Web3関連技術などの研究も行っております。

FinTech研究(金融、会計、法律等も含む)

FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指します。

欧米諸国では、インターネットやスマートフォン、AI、ビッグデータなどを活用したサービスを提供する新しい金融ベンチャーが次々と登場しました。例えば、資金の貸し手と借り手を直接つないだり、ECと結びついた決済サービスを提供する企業があるほか、ベンチャー企業が決済などの金融サービスに参入する動きも増えています。

一方で、これまで金融サービスが十分普及していなかった途上国や新興国でも、スマートフォンを利用した金融サービスが急速に広がる動きが進んでいます。

さらに、分散型台帳技術やブロックチェーンといった技術も登場しています。

そこで、吉岡研究室では、こうした動きを的確にとらえ、今後の金融の未来について研究を行っています。

Web3教育プロジェクト

Web3は、ブロックチェーンを活用して開発されたWebサービスを指して使用されることが多く、特定の管理者・権力者にコントロールされない状態で運用されます。

吉岡研究室は、国内外で不足するIT人材育成のため、「Web3教育プロジェクト」を、海外の大学と連携して計画中です。

トークンエコノミー、NFT、メタバース、DeFi、DAO、ブロックチェーン、Web3の未来などについて研究を行っています。

EdTech

EdTechとは、Education(教育)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語であり、テクノロジーの力で教育に変革をもたらすサービスや技法のことです。

EdTech関連サービスの多くは、インターネットが利用できる場所であれば誰もが良質な教材へアクセスできることがメリットです。

このことで、教育格差の是正、グローバル人材の育成、学習効率の向上が図られ、「STEAM教育」の実現、学習プログラムのパーソナライズ化、オンデマンド学習、学習管理の効率化が達成できます。

そこで、吉岡研究室では、EdTech研究の一環として、世界のいたるところで、教育を受講できるように世界に発信するプロジェクトを行う予定です。そこでは、AIとビッグデータの力により、一人ひとりに適した多様な学習方法を見出し、従来の一律・一斉・一方向型の授業から、EdTechを用いた自学自習と学び合いへと学び方の重心を移すことで課題解決につながらないか、日々、学生とともに研究を重ねております。

リリースは、来年度以降を考えております。

上記研究のための基盤教育

吉岡研究室では、FinTech、Web3、EdTechの基盤となる、AIやWeb3関連技術(メタバース、トークンエコノミー、NFT、DeFi、DAO、ブロックチェーン等)の教育・研究も行っております

AI教育

吉岡研究室では、吉岡教授が顧問を務めるAI研究会(大学公認サークル)と協力し、文系AI技術者の育成のため、学生たちは、Pythonや、AIの基礎知識・操作について日々学んでいます。

メタバース、3D/VR教育

吉岡研究室では、メタバース、3D・VRの基礎知識・操作についてに日々学んでいます。

2022年度の「せとうち西国街道展」では、(株)System Journey社総監督の下、メタバース空間上にバーチャル展示を開催しました。VRゴーグルをお持ちの方は、どなたでもお好きにアバターを用いて入場して頂きました。その概要は、追って、YouTubeでご覧いただく予定です。楽しみにお待ちください。

なお、PC、スマホをお持ちの方は、3D/XRでも楽しめるようになっていました。