国際化
吉岡研究室では、国際経済学科に所属する吉岡教授の指導の下、「SDGs」と「日本語教育」の二つを軸に、海外での活動にも積極的に取り組んでおります。
SDGs
SDGsの定義
2015年9月の国連持続可能な開発サミットにおいて、
193の加盟国による全会一致で採択されたのが
「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」
世界が直面する人類共通の課題に立ち向かうべく、2030年までに地球規模で解決すべき17の目標と169のターゲットが掲げられました。
活動内容
カメルーン ①ロジェ・ミラ氏の邸宅訪問
吉岡教授は、アフリカのレジェンドとしてカメルーン国民から強い尊敬を集める伝説的ストライカーであるロジェ・ミラ(Mr. Roger MILLA)氏の自宅に招かれました。お互い意気投合し、2日間にわたり懇親を深めるとともに、ロジェ・ミラ氏とサッカーの話題から、高い理想に基づくアフリカの未来、諸問題まで熱く語り合いました。
ロジェ・ミラ氏は「不屈のライオン」と言われるカメルーン共和国代表チームのサッカー選手で、ペレ、マラドーナらとともに、1999年ワールドサッカー誌の20世紀の偉大なサッカー選手100人中58位、2004年FIFA 100の1人にも選ばれるなど世界のサッカー界のスーパースターの1人です。ロジェ・ミラ氏は、1990 FIFAワールドカップイタリア大会に出場し、38歳で4得点を挙げ、ゴールのたびに「マコサ・ダンス」と呼ばれるパフォーマンスで盛り上げ、1994年米国大会では42歳の最年長ゴールを記録するなど、世界に強烈な感動をもたらしました。現在ロジェ・ミラ氏は、カメルーンの特別親善大使を務めるほか、スポーツを通した教育支援など各種社会貢献活動への多大な貢献を行っており、吉岡教授とはサッカーや日本の話題(2002年日韓ワールドカップ時、カメルーン代表のキャンプ地となった大分県中津江村での選手と村民との交流など)から始まり、スポーツを巡る諸問題、教育、貧困撲滅、各種社会貢献活動、カメルーンをはじめとするアフリカの未来など、幅広い分野で意見交換を行いました。最後にロジェ・ミラ氏の招きで一緒にヤウンデ市内に出て、ロジェ・ミラ氏が支援するクラブを見学しました。
吉岡教授は、ロジェ・ミラ氏と、今後、アフリカの諸問題に関する課題解決のための諸活動を可能な限り協力して行うことを約束するとともに、吉岡研究室と両国の関係をますます発展させるべく、幅広く諸活動に取り組むことも確認し、再会を誓いました。
カメルーン ②バムン民族国国母様への拝掲
吉岡教授は、バムン民族の国母様に拝謁を許され居所に招かれました。カメルーン共和国の西部州の東半分には、バムン(Bamoun)民族が暮らすバムン王国があり、一人の王様(スルタン)が今なお、おられます。
同民族にとって王様とともに尊敬の対象である国母様(王国の母:Nah Fon Njoya, Neuh Njapdounke)であられる Aichetou Ngoutano 様に拝謁し、国母様から、バムン民族の歴史に始まり、文化、生活、祭祀のほか、王国の成り立ち、政治、経済など、さまざまなお話をお伺いしました。また、国母様の各種社会貢献活動等への多大な貢献にも話がおよぶなど、その広範囲な活躍とバムン民族への深い愛情に触れることの出来た貴重な時間でした。その後、王宮のほか、現在建設中のバムン民族の博物館の見学をしました。そこでは、バムン族のたどった長い悠久の歴史に思いを寄せつつ、歴史ある王国の栄華を実感しました。
最後に、国母様とともに、今後もバムン民族をますます発展させるべく、可能な範囲で協力して幅広く諸活動に取り組むことを約束しました。
バングラデシュ
吉岡教授は、カメルーン訪問時、在カメルーン日本国大澤勉特命全権大使とカメルーン、チャドおよび中央アフリカ共和国の各種重要論点等について、幅広く意見交換を行いました。
在カメルーン日本国大使館は、カメルーンのほか、チャドおよび中央アフリカも兼轄しています。同大使から「アフリカの縮図」といわれるカメルーン共和国のほか、チャドおよび中央アフリカ共和国の現状について話を伺った後、同大使と吉岡教授が、カメルーン、チャドおよび中央アフリカ共和国のほか、アフリカの諸問題など、さまざまな角度から意見を交換しました。
具体的には、教育、経済協力、経済インフラ整備、環境保全、農業・農村開発、中小企業振興、外交、二国間関係、日本政府の貢献活動、大使館のきめ細かな地元密着活動・邦人保護活動、大澤大使活躍事例など多岐にわたり、極めて有益な時間を過ごしました。また、同席の潁川俊平二等書記官からも多数の有益なお話を頂戴しました。
吉岡教授は、カメルーン各界から伺った、大澤大使をはじめとする日本大使館職員各位のカメルーン共和国への貢献に関する謝意なども合わせ伝達しました。
日本語教育
より多くの外国人の方々に日本語を学んでもらえる機会を増やすための活動に取り組んでおります。
活動内容
coming soon...